
「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局です。
この記事では、2023年9月30日(土)~10月1日(日)に開催された「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」で出された失格処分の内容についてお知らせいたします。
「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局では、実際に大会で出された失格処分の内容を記事で公開することにより、「公平で健全な大会環境を守るために、不正行為は絶対にしてはいけない行為である」という啓蒙を行うと同時に、これ以上の不正行為が行われないよう「運営事務局は一切の不正行為を許さず毅然とした対応を行っていく」という強い意思を示してまいります。
以前に開催された大型大会においても実際に大会で出された失格処分を記事で公開していた通り、「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局ではプレイヤーの皆様が楽しく公平なゲームを遊べる大会環境が守られることを目指しています。
今回の記事が公開されることにより、一部の不正行為を行っているプレイヤーに対して「継続的に不正行為の取り締まりが実施されており、実際に不正行為は見つかり、取り締まられている」ということが周知され、不正行為に対する抑止力として働くことを期待しています。
プレイヤーの皆様が公平なゲームを楽しめる大会環境の維持・風紀の向上を目指して、今後も不正行為の注視を続けてまいります。
引き続き、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
■「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」失格事例
失格裁定が出たタイミング= Round 1のバトル終了後
▼今回のトラブルに関連する人物
プレイヤーA (結果的に失格処分を受けた方)
プレイヤーB (Aさんの対戦相手)
対応を行ったジャッジ2名
▼起こったトラブルの内容について
Round1のバトル進行中、プレイヤーBの体力について、お互いのプレイヤーが記録していた内容に齟齬があり、ジャッジが呼ばれました。
▼ターン進行の状況
プレイヤーAが、自身のターンに入ったばかりのゲーム状況。
▼トラブルの状況
プレイヤーBの体力について、
プレイヤーAが記録していた内容は、「8」。
プレイヤーBが記録していた内容は、「11」。
…と齟齬がある状態でした。
こちらのトラブルについて、正しい状態へと解決すべく、まずジャッジからプレイヤー両者へゲームの状況について聞き取り調査を行いました。
また、プレイヤーAはゲーム中にメモ帳でもリーダー体力の推移を記録しており、聞き取り調査の際は、こちらのメモ帳に記載されていた内容と両者の認識に齟齬がないかも併せて確認が行われました。
【写真】実際にプレイヤーAが取っていたメモ(右列:プレイヤーBの体力)
▼プレイヤー両者への聞き取り調査の結果
プレイヤー両者への聞き取り調査の結果、両者の体力やゲーム展開については1ターン前に行われたプレイヤーAの攻撃によってプレイヤーBのリーダー体力が「12」→「8」に減少した箇所までは両者に認識の齟齬がないことが分かりました。
この認識を裏付ける記録として、プレイヤーAは自身のメモ帳に自らの手で「12」→「8」とプレイヤーBの体力推移を記載しています。
(※写真:右側列、最後の行の部分)
聞き取り調査によってゲーム展開と現在の状況を整理すると、単純に直前のターンにプレイヤーBが『〔P.C.S〕島村卯月』の起動能力をプレイして3点の体力を回復していた部分について、プレイヤーAがメモ帳に体力の変動を記載し忘れていたことがわかりました。
その点についてジャッジが確認を行ったところ、プレイヤーAから「プレイヤーBは『魔法のアイテム』を持っておらず、『〔P.C.S〕島村卯月』では1回しか体力回復ができていなかった」という、先刻までの調査時点とは異なる主張がなされました。
新たな主張をうけ、プレイヤーBに改めてこの点について聞き直したところ、このゲーム中『〔P.C.S〕島村卯月』の体力回復能力は2回起動しているという主張がありました。
1回目の起動については1ターン前に行われており、そのことはプレイヤーAのメモにも記録がありました。
2回目の起動については、直前のターンにプレイヤーBが『マスタートレーナー』をプレイしており、その自動能力によって5枚の『魔法のアイテム』をEXエリアに得ていることも確認がとれていました。そして、新たに得た『魔法のアイテム』を使用して2回目の『〔P.C.S〕島村卯月』の起動能力がプレイされていることも確認できていました。
最終的に、ジャッジは「プレイヤーBの体力は『11』としてゲームを再開する」といった裁定を出した上でゲームを再開し、バトルは終了しました。
【備考1】
プレイヤー両者への聞き取り調査でゲーム進行を確認する途中、プレイヤーAより「プレイヤーBの墓場にある『辻野あかり』は自身がプレイした『夢のささやき』の解決によって落ちたものなので、プレイされていないのでは?」という指摘がありましたが、プレイヤーBの墓場には2枚の『辻野あかり』があり、1枚の『辻野あかり』はプレイされたものとして最終的な確認が取れています。
▼バトル終了後のやりとり
バトル終了後、プレイヤーAの理解/納得を得るために、聞き取り調査を行ったジャッジから再度プレイヤーAに話を行いました。
すると、プレイヤーAから「『〔P.C.S〕島村卯月』の起動能力は直前のターンにはプレイされているが、その前のターン(『〔P.C.S〕島村卯月』が場に出たターン)は『魔法のアイテム』を持っておらず、体力回復できていなかった。直前のターンに3点回復した結果現在の体力が8になっている」という、また新しい主張が出されました。
しかし、バトル実施中に行った聞き取り調査の際に、両対戦者から『〔P.C.S〕島村卯月』の起動能力と『高垣楓』の自動能力によって合計8点のリーダー体力回復があったという情報と、それに伴ってプレイヤーAのメモ帳にも「4」→「12」の記載が行われていた旨の確認が取れていました。
プレイヤーAの新しい主張は、バトル中の聞き取り調査時に両プレイヤーと確認できていた内容や、プレイヤーA自身が記録していたメモ帳の内容とも齟齬がある状況でした。
【備考2】
この対戦を行っている両プレイヤーは、ルールの間違いを犯しており、ルールに違反したゲーム解決を行っています。
『〔P.C.S〕島村卯月』の起動能力で3点の体力を回復し、体力が「4」→「7」となっている場合、『高垣楓』の自動能力によってプレイヤーAは体力回復を行うことはありません。
「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」大会規約内、『トラブル対応規約』にて裁定・追加処置が規定されている通り、ルールの間違いが起きてからターンが経過してしまっている状況だったため、追加処置は行わずバトル再開の裁定となっています。
▼失格裁定について
ゲーム中、プレイヤー間で体力などについて意見の相違が発生することは、大会においてよくあるトラブルです。
ジャッジを呼び、正しい状態を確認できれば問題ありません。
ジャッジからの質問に対し、記憶違いなどにより結果として誤った証言を一時的にしてしまうことも問題ありません。
思い込みや、勘違いは、誰しもが経験あることです。
しかし、自身に有利な裁定を導くことを目的として故意に虚偽の主張をすることは、公平性のあるバトル/大会を守るために絶対に許されてはいけないものです。
今回、プレイヤーAが二転三転しながら異なる主張を続けた行為は、本大会の大会規約において定められている禁止事項「虚偽の申告を行う詐称行為」や、「非紳士的行為」に抵触している行為でした。
上記の行動に対して、大会規約の中で定められている「トラブル対応規約」のガイドラインに則り、当該プレイヤーに「非紳士的行為(重度)」「詐称行為」のペナルティとして『失格』の処分を行いました。
▼追加処置について
また、当該のプレイヤーについては、前述の失格裁定があった以降に、2件の後述する事項を確認しております。
●トラブル事項①
前述したトラブル翌日の10/1(日)、「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」と同会場内で開催された『アイドルマスター シンデレラガールズ 限定大会』において、プレイヤーAに関して以下のトラブルがありました。
・ゲームの状況
プレイヤーAの体力が「5」の状況。
・その場のプレイヤー間のコミュニケーション
プレイヤーAの対戦相手が、疾走を持つフォロワー『本田未央』と『〔Triad Primus〕渋谷凛』をプレイした瞬間のやりとりです。
対戦相手 「未央と凛を出します。これで終わりですね」(疾走フォロワーで攻撃を行うことにより、プレイヤーAの体力が「0」以下になりバトルに決着が付くという意味合いでの発言)
プレイヤーA 「あ、終わりですか? ドローしますね」
対戦相手 「いや、その終わりじゃなくて、疾走の攻撃で(バトルが)終わりですよねということです」
プレイヤーA 「でも、いま終わりって言いましたよね?」
プレイヤーAはジャッジを呼び、「対戦相手が終わりと言ったから、対戦相手は攻撃を行わずにターンを終了し、自身のターンに移るべきだ」といった主張を行いました。
ジャッジは、状況の聞き取り調査を行った上で「対戦相手が『本田未央』と『〔Triad Primus〕渋谷凛』をプレイした状況からバトルを再開する」という裁定を行いました。
「Shadowverse EVOLVE」運営事務局は、上記の通りプレイヤーAが高い頻度でトラブルを起こしていた状況を踏まえ、意図的かつ常習的にバトルの内容以外で不正に有利を得ようとしていると判断を行いました。
バトルの勝敗・内容は、バトルの内容によって決められるべきものです。
不正な手段でバトルの有利を得ようとする行為は、公平なバトルを守るために認められません。
●トラブル事項②
更に、当該のプレイヤーは、イベント終了後に自身のSNSにて「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」大会規約の禁止事項に以下の通り定められている『Shadowverse EVOLVE』の信用を失わせるような言動、他の参加者に対する暴言やハラスメント行為を行いました。
▼「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」大会規約
『11 禁止事項』
(23) 大会会場内外や SNS などで、『Shadowverse EVOLVE』の信用を失わせるような言動、他の参加者(過去に出場した参加者も含む)に対する暴言やハラスメント行為、暴力、他の参加者を煽るなどの非紳士的行為を行うこと、その他各種法令に反する行為を行うこと。
「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2023 Autumn 千葉」イベント当日、事後の事象を総合的に踏まえ、以下の通り追加処置を発効いたします。
・イベント後に発効する追加処置について
当該プレイヤーの不正行為に対して総合的な判断を行い、以下の通り追加ペナルティを発効いたします。
●約24ヶ月(~2025年10月31日)のブシロード 公認/公式イベントの入場禁止処分
●約24ヶ月(~2025月10月31日)のブシロード 公認/公式大会およびブシナビを利用する大会の参加資格の停止処分
※Shadowverse EVOLVE以外のブシロード製品の公認/公式大会も含まれます
※なお、今後何らかの違反行為や問題行為が確認された場合は、期限の延長または無期限の公式イベントの入場禁止など、追加処分を実施いたします。
▼最後に
「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局では、皆さまが安心してゲームを楽しむことができるよう不正行為を取り締まる専門の対策チームを組織しており、健全な大会環境の維持に努めてまいります。
公平で楽しいゲームや大会が守られるよう、引き続き皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。