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2022.08.12 横浜大会 7.30 「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」での失格処分について

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局です。

この記事では、2022年7月30日(土)に開催された「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」で出された失格処分の内容についてお知らせいたします。

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局では、実際に大会で出された失格処分の内容を記事で公開することにより、「公平で健全な大会環境を守るために、不正行為は絶対にしてはいけない行為である」という啓蒙を行うと同時に、これ以上の不正行為が行われないよう「運営事務局は一切の不正行為を許さず毅然とした対応を行っていく」という強い意思を示してまいります。

皆さまがしっかりとルールやマナーを守って大会に参加いただいている中、一部のプレイヤーによる不正行為により、大会の完全性や公平性が損なわれ、ゲームや大会を楽しめなくなることは決して看過できません。

公平で楽しいゲームや大会を守っていくためにも、引き続き皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

▼「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」失格事例①

失格裁定が出たタイミング= 「プレーオフ 決勝戦」バトル開始前のデッキチェック時

当該プレイヤーのデッキは、《竜の託宣》3枚のスリーブのみが他のカードのスリーブと比べて長く、視覚的にも、デッキを触った際にも、明確に他のカードとの区別がつく状態でした。
特定のカードを不正に操作できたり、場所の情報を把握できる状態は、ゲームの公平性を大きく損なう不正なものです。

併せて、《竜の託宣》はドラゴンクラスにおける重要なカードの一つであり、そのカードが明確に他のカードとの区別がつく状態にあったことから、当該プレイヤーが意図的に不正行為を行ったと判断しました。
以上の不正行為を行っている状態に対して、失格の裁定を下しました。

さらに、当該プレイヤーは他にも不正行為の嫌疑がありました。

大会開始前に行ったデッキリスト登録ではエボルヴデッキについて「《神龍》3枚・《ダークドラグーン・フォルテ》1枚」といった内容が登録されていましたが、実際に当該プレイヤーが使用していたエボルヴデッキの内容は「《神龍》2枚・《ダークドラグーン・フォルテ》2枚」と事前のデッキ登録とは異なるものでした。

こちらの内容について、当該プレイヤーは予選ラウンドの最中にジャッジに対して「デッキの登録が間違っていたら、どんなペナルティが出ますか?」といった質問を行っており、「今日の大会は、デッキ登録と異なる状態のデッキを使うことが出来ない大会である」ということを十分に認識した上での不正行為だった可能性がある状況でした。

・イベント後に発効する追加処置について
①大会規約「11 ペナルティ」で定められているとおり、失格処分は賞品獲得資格も失います。これにより、当該プレイヤーよりプレーオフ進出賞「PRカード《次元の超越》」をイベント当日に回収いたしました。

②当該プレイヤーの不正行為に対して総合的な判断を行い、以下の通り追加ペナルティを発効いたします。
●約12ヶ月(~2023年8月31日)のブシロード 公認/公式イベントの入場禁止処分
●約12ヶ月(~2023年8月31日)のブシロード 公認/公式大会およびブシナビを利用する大会の参加資格の停止処分
※Shadowverse EVOLVE以外のブシロード製品の公認/公式大会も含まれます
※なお、今後何らかの違反行為や問題行為が確認された場合は、期限の延長または無期限の公式イベントの入場禁止など、追加処分を実施いたします

 

▼「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」失格事例②

失格裁定が出たタイミング= Round5 のバトル開始時

バトル開始時、当該プレイヤーは自身のデッキを「デッキの順番が全く変わらない、特定の組み合わせのシャッフル」だけを行い、ルールで定められているデッキの十分な無作為化を行わない状態で、自身のデッキを3つの山に分けて対戦相手にバトル開始の意思を示しました。
<※不正行為の詳細な手法については、更なる不正行為を防ぐため、あえて内容を伏せています>

『積み込み』不正行為の嫌疑からこのタイミングでジャッジによる抜き打ちチェックを実施したところ、当該プレイヤーのデッキ状態は以下の状態でした。

・デッキの山(A)イベント当日、実際のデッキの写真。

《鋭利な一裂き》→《ソウルコンバージョン》→《吸血貴・ヴァイト》→《吸血姫・ヴァンピィ》《ラプラス・ダークネス》→《眷属の召喚》
の並びが完全に一致しています。

・デッキの山(B)イベント当日、実際のデッキの写真。

《忌むべき悪魔の像》→《スケルトンファイター》→《蠢く死霊》→《悪戯なネクロマンサー》→《ファントムハウル》→《ケルベロス》
の並びが完全に一致しています。

これらの当該プレイヤーのデッキ状態から、非常に良い動きをするようにデッキに意図的な操作を行った不正行為であると判断し、この不正行為に対して失格の裁定を下しました。

・イベント後に発効する追加処置について
当該プレイヤーの不正行為に対して総合的な判断を行い、以下の通り追加ペナルティを発効いたします。
●約12ヶ月(~2023年8月31日)のブシロード 公認/公式イベントの入場禁止処分
●約12ヶ月(~2023年8月31日)のブシロード 公認/公式大会およびブシナビを利用する大会の参加資格の停止処分
※Shadowverse EVOLVE以外のブシロード製品の公認/公式大会も含まれます
※なお、今後何らかの違反行為や問題行為が確認された場合は、期限の延長または無期限の公式イベントの入場禁止など、追加処分を実施いたします

 

 

▼「Shadowverse EVOLVE Grand Prix 2022 横浜」失格事例③

失格裁定が出たタイミング= 予選ラウンド 第4回戦目の終了時

予選ラウンド 第4回戦目の終了が会場内マイクでアナウンスされた直後、まだバトルを継続していた両対戦者はダイスロールを行い、ダイスロールの結果によってバトルの勝敗を決定しようとしました。

バトルの結果は、バトルの内容のみによって決定されるべきものです。

「金銭での買収」であったり、「ダイスロールの結果などでランダムな方法で勝敗を決定する」などのゲーム以外の手段でマッチの勝敗を決定する行為は大会の公平性を大きく損なうため、大会ルールによって不正行為と定められています。

併せて、当該プレイヤーは「開会式でダイスロールなどの方法で勝敗を決定してはいけないというジャッジのアナウンスを聞いていました」とジャッジのインタビューに回答しており、自身の行為がルール違反であることを認識している状況でした。
上記の不正行為に対して、失格の裁定を下しました。

「買収行為」や「不正な勝敗方法の決定」を持ちかけられ、これらの提案を受け入れてしまった場合、受け入れた側も不正行為を行ったとして扱われます。

「買収行為」や「不正な勝敗方法の決定」を持ちかけられた場合は、絶対にその提案を受け入れず、速やかに大会運営スタッフやジャッジを呼んでください。

・イベント後に発効する追加処置について
なし

 

▼最後に

「Shadowverse EVOLVE Grand Prix」運営事務局では、皆さまが安心してゲームを楽しむことができるよう不正行為を取り締まる専門の対策チームを組織しており、健全な大会環境の維持に努めてまいります。

公平で楽しいゲームや大会が守られるよう、引き続き皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

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